まあ、後日談。

僕が入った大学の近くの予備校の校舎に彼女が週1回きていることが入学してしばらくしてからわかった。やっぱり。あきらめきれず。会いにいった。某JR線での50分が僕にとっては至福のときだった。

でも、それは1回だけ。2回目にあった時、彼女はやんわりと僕を拒絶した。その日は学科の同期の飲み会に呼ばれていて、そこで自棄酒を飲んだ(笑)。そして4年間。僕はサークル活動にのめりこみ、恋愛とは一切無縁の生活を送った。それなりにその世界では有名になった。地方へ遠征に行くと、知らない子から挨拶をされたり。わざわざ地方に呼ばれたり。そんな生活の中で僕は彼女をじょじょに忘れつつあった。






4年生の2月。僕は大学院入試を受けに行く。真樹がいた研究科。彼女がいた専攻。心のどこかでひっかかっていたのだろう。学問的なものは彼女の影響を色濃く受けていた。そして、その入試の会場に彼女はいた。4年ぶりにみた彼女は相変わらず美しくて、そして、僕は動揺した。
結局、僕は彼女とは違う大学院へ進み、修士を修了して今がある。それでよかったのだろう。インターネットで彼女の名前を検索すると、某大学の助教授になっていた。もう、その人生が交差することは、多分、ない。
2006.10.22 Comment:0 | TrackBack:0
結局、僕は彼女にラブレターを渡す。

そして、合格祝賀会でやんわりとたしなめられた。彼女は大人だった。


「○○君にもきっと良い人がいるから・・・」


冷静に考えれば、もう少しましな行動をとっていたのだろう、と今でも思う。でも、あの時はそれができなかった。若気のいたり。違うな。恋は盲目、ってところか。落ち着いて考えれば完全なストーカーだったし、彼女もそれは気分は良くなかったのだろうと今になって思う。そして、僕は大学生になった。
2006.10.17 Comment:0 | TrackBack:0
夏をすぎて、彼女への思いは日増しに強くなっていた。K合塾の校舎を渡り歩き、彼女の来る校舎には必ず通っていた。今思えばストーカーだ。われながらバカな事をしたものだと思う。でも、それくらい、彼女の笑顔は、僕に安らぎを与えてくれた。
後にかけがえのない親友となることになる友達も、このことを知っていて、からかわれつつも、僕はそんな日常を楽しんでいた。
2006.10.13 Comment:0 | TrackBack:0
彼女は某大学の大学院生だった。そして僕はただの予備校生。どう考えてもつりあいがとれるわけないのだ。でも、僕は彼女に告白をした。今、落ち着いて考えれば。まあ、バカなことをしたものだと思う。でもまあ、彼女のおかげで、なんの変わり映えもない浪人生活が少し楽しかったのは事実だ。

初めて会った当初、僕は大して彼女のことが気になっていたわけではなかった。ただ、週に1回、会い続けるうちにだんだんと惹かれていった。思えば、たいして内面的な会話をしていたわけでもないのに。外見的な彼女の美しさに惹かれていただけなのだろう。そして、彼女と会う週1日が僕の浪人生活の唯一の楽しみになっていった。
2006.10.12 Comment:0 | TrackBack:0